出だしから想定外のスタートとなった浅草七福神めぐり。

気を取り直して向かったのは待乳山聖天。「まつちやましょうでん」と読むそうです。
ここは七福神のひとつ、毘沙門天を祀っています。

素朴な疑問なのですが、なんで「待乳山(まつちやま)」って言うのでしょうか?

ネットの情報によると、待乳は、「真土」(まつち)とも書き、この辺り一帯は泥海だったのに、ここだけが真の土であったことを由来とするそうです。諸説アリ。
もちろん初めてなので境内を散策。
といっても広くないので、ちょっとぶらぶらしたらすぐに本堂に着きます。

面白いのは大根をお供えすること。売店でも大根が売ってます。
本堂の中も、本尊の前にうず高く大根が積まれています(撮影禁止のため画像無し)。

ふたたび素朴な疑問なのですが、なんで大根なんでしょうか?

これも由縁を調べると、大根のデトックス効果にあるみたい。

曰く、大根には、体内の毒素を中和して消化を助けるはたらきがあるところから、聖天様の「おはたらき」をあらわすものとして尊ばれているのだそう。

大根を胸に抱えてお参りするお母さんの姿を見たら、なんか大地への感謝みたいなものを感じて、ホンワカした気持ちになりました。

1月7日に「大根まつり」というのが開催されるそうです。

ここで、備えられた大根をふろふき大根に調理して振る舞うとのこと。これをいただくと、身体と心の健康を得ることができると云われています。

来年の1月7日は土曜日だから、ぷらっと行ってみようかな。

ところで、この待乳山聖天の傍らに、「池波正太郎生誕の地」という碑がありました。

同氏は言わずと知れた日本を代表する時代小説作家。「真田太平記」や「鬼平犯科帳」が有名ですね。1923年にこの辺りでお生まれになったようです。

確かに、このあたりの下町の風景は、鬼平がどこに現れてもおかしくないように思いました。※実際の鬼平犯科帳の舞台は両国。

さてさて、ついに手に入れた、はじめての御朱印はこちら!

七福神めぐりは、街あるきの醍醐味がいっぱい。
普段は見過ごしている街の歴史や風景に、思いがけず出会えます。
次は大根をお供えします、毘沙門天さま!

続く。
           

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