今回の街あるきは、千葉外房、安房小湊に遠征です。

鯛の浦に続いて向かったのは、遊覧船乗り場のすぐ目の前にある「誕生寺」です。

日蓮宗の大本山、誕生寺。
その名の通り、日蓮の誕生を記念して、出身地に建立された寺院です。

建立したのは日蓮のお弟子さん。
最初は日蓮の生家跡に建てられたようですが、その後、二度の地震・津波により、現在地に移転されたとのこと。

鳥居をくぐると、目の前に広がるのは、真新しい石灯籠の列。
壮観です。この石灯籠の間を歩く参道はとても気持ちよいものでした。

本堂もさすがは大本山、佇まいに威厳があります。
一方、本堂の中に入ると一転して、金色に輝く絢爛豪華な仏教の世界が広がります。※撮影禁止のため写真はありません。
 
天井には仏教植物の天井画が82枚。
ブッダゆかりの仏教画や象と思しき像(シャレではないですか)なんかもあって、遠くインドの香りも漂う異空間。
パワースポットと言われる所以ですね。

地元では神聖な魚とされ、漁らない、食べないとされている鯛を供養する鯛塚もありました。
 
お土産は、境内でも売られている「鯛せんべい」。鯛はダメでも、せんべいなら大丈夫!?

この鯛せんべい、鯛の浦に相応しい銘菓をと地元の方が編み出しました。
地元では鯛が禁漁ですので使えるわけもなく、せめて形だけでもということで鯛に模してつくられた、ほんのり甘いお菓子です。

ふと、鯛の浦遊覧船で遭遇した、ポニョのごとき鯛の群れを思い出しました。
ポリポリ。。。美味しいですよ!
   
ちなみに2021年が日蓮聖人の生誕800年とのことで看板が掲げられています。
誕生寺の誕生祝い…。相当にめでたいイベントになりそうですね!

 
ありがとう、誕生寺!パワーも鯛せんべいもいただきました!

このエントリーをはてなブックマークに追加